円錐の表面積と正四面体に関する問題

  るんたさんからの情報

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1 名前:るんた ( ) (投稿:2006/11/05 19:15:52)[BCredfn/p.]

最近Javaの勉強を始めましたが、
思いもよらず図形の問題が出てきて困っています。

問題を解いてみましたが、どうしても解答が合いません。
解答が間違っているのか、自分が間違っているのかわからなくて困っています。

自分で出した答えを下記に記します。
間違っている箇所をご教示いただけたら有難いです。


@半径が6.0、高さが8.0の円錐の表面積

  扇形の面積
  扇形の半径(12.0)×弧の長さ(底面の円の円周:12π)÷2=72π
  底面の円の面積  36π
   72π+36π=108π(π:3.14として) ≒ 339.12
    
ちなみに解答は301.59でした。


A一辺が10.0の正四面体の体積

  底面積
   10.0 × 高さ(5√3) ÷ 2 = 25√3
   25√3 × 5√3 ÷ 3 = 124.99
    
ちなみに解答は117.85でした。

よろしくお願いいたします。


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 コメント;どちらも三平方の定理を利用します。
      どこに直角三角形を見つけるかが重要!
      立体の場合は、単純に1つの直角三角形ではなく
      底面で1回、その辺を利用してもう1回と
      2回組み合わせて考えることが多いです。

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解説

@A

BC
      
         
1)左図のような円錐

χを求めるには直角三角形ですから・・
χ

これを解いて
   χ=10
 (3:4:5 でも出せます)

 るんたさんはこの10を
  12 としてしまったところが間違たところです。



 側面積は 10×12π÷2=60π
 底面積が 36π
 表面積は 96π ≒ 301.584
     だから AH=5
 また
  OA=OH+AH
だから
  OA=(10)+(5)
 これを解いて
  OA=5√5 cm
2)正方形PQRSの面積を出すためには・・
  辺PQの長さをχで表せばよい。

  仮にPQの長さを a とすると
  △OABと △OPQは相似であるので
  左図のように見比べると
  OA:OP=AB:PQ
  
  5√5:χ=5√2:a
  これを a について解くと

  a=√2χ/√5
  となる 
  正方形PQRSの面積がyなので

  y=(√2χ/√5) 
  y=2χ/5
3)
  y=25/2 になるので・・
  (2)の式からχを求める
  25/2=2/5 χ2
  χ2=125/4
  χ≧0なので
  χ=5√5/2

 OA=5√5なので・・
 OPは OAの半分であることが分かる。

 つまり OP:OA=1:2
 このことから
 四角錐の体積 O-PQRS:O−ABCD=1:2=1:8
 ここでO−ABCDの体積は 5√2×5√2×10÷3 =500/3
 であるので・・
 O−PQRS=500/3÷8=125/6
 体積 O-PQRS は 125/6 cm

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