中学校の数学に関して、授業で使える教材や問題を紹介しています。質問掲示板も復活!

碁石の入れ替え(カエルの引っ越し)

以前から課題学習として実践していた碁石の入れ替えですが・・

平成14年度から啓林館の教科書P.50〜51に登場しました。

条件をカエルにすることで、碁石をただ操作するだけより、移動のルールを理解しやすく楽しく操作できると思いました。

単元名 石の入れ替えゲーム
目標 数学的活動を楽しみ、規則性に気づくことができる。
発展的に・・ 入れ替えの回数を数列的に予想することができる・・
工夫した点 ただの石の入れ替えではなく・・カエルがお互いを跳び越えるという状況を説明することでルールを理解させるようにしました!
主な流し方 ●カエルの絵でルールを説明する。
●各色3個ずつで試行錯誤する。
 とりあえずできた回数を記録させる。
  → これが生徒の競争心に火をつける!
  →「○くんは何回でできた?よし、私も・・」
●できた人はもう一度やってみる。
  →規則性をつかんでいる子は、難なくクリア!
     →他の生徒への支援に
  →「あれ?どうしたっけ?」
     →記録の大切さを感じさせる。
●記録の仕方を考える。
   徐々に「できた!」の声!
●個数を増やしてみよう。
●個数を増やしたときの回数を予想しよう。(深追いをしない。)
  片側n個の場合 (n+1)^2−1回で移動完了
ポイント 私は碁石を教室に持ち込みます!
最初は各色3個ずつ持たせます。
 4個以上の場合は友人と協力してすることで、碁石・記録や思考を共有できる。
その他 とりあえず、ワイワイと活動しているうちに規則性を見つけていきます。
言葉に表すことができなくても、規則性を感じ取ることで、数学の楽しさ・思考の楽しさを感じることができると思います。